建物を通じた地域貢献に夢を感じて
公共の安全と利便性を支える喜び
学生時代は建築やインテリア業界に憧れていたのですが、大学の講義を受けているうちに、次第に考えが変わっていきました。日本には老朽化した建物が多く、維持管理やメンテナンスが課題になっています。新たに建物をつくるよりも、今あるものを長く安全に使えるように維持管理することで、持続可能な社会づくりに貢献できる。それこそが自分のやりたい仕事だと気づき、目指すべき道が変わりました。そんな思いがあった中、就職活動でJMに出会い、ここでなら思い描いていた社会的使命に貢献できると思い入社を決めました。私が所属する包括施設管理部では、自治体が管理する公園や学校、役所などの公共施設のメンテナンス業務一式を請け負っています。施設の状況を診断して、最適な補修計画を立案し、必要な業者手配から現場監督、予算管理に至るまで、すべての工程を一手に担います。専門性は高いですが、施設の安全性や利便性を守ることで、自治体や住民の方々にダイレクトに貢献できる仕事です。
経験を重ねて生まれた、プロとしての自信
この仕事のやりがいは、やはり地域社会に貢献できること。公共施設にもいろいろありますが、わかりやすいものだと小学校、保育園、市営図書館などが該当します。そういった施設の劣化状況を徹底的に把握して、いつでも安全で快適に利用できるようにすることで、利用者の喜びにつながるのを実感できるのが嬉しいです。この包括施設管理事業は当社にとってもまだ新しい事業ですが、わずか数年で多くの自治体とお取引が広がりました。そんな中で特に印象的だったのが、契約更新に向けた準備です。自治体が管理している公共施設は100件以上にのぼりますが、毎年3月末の契約締結に向けて、すべての施設の管理状況や仕様書、それに付随する見積書等の準備を行います。資料は膨大ですが1円の誤差も許されない、非常に重要な仕事です。自治体との調整もギリギリまで続き、私自身の交渉力不足を痛感することもありました。それでも何とか全ての資料をまとめ上げて、自治体からの捺印をもらったときの達成感は今でも忘れられません。こうした経験を通して経理知識や交渉力など、たくさんのスキルを身につけることができました。自身の成長も感じられましたし、自治体の方々からの信頼も得られ、より良い関係を築くことができています。挑戦の機会を与えてくれるのがJMの魅力だと思っています。
とある1日のスケジュール
- 8:30 出勤 朝はメールとチャットの確認から始め、1日のタスクを洗い出します。
- 10:00 書類作成・社内打合せ 各種書類の作成や社内の打合せ。午後の市役所訪問の準備もします。
- 14:00 市役所との打合せ 統括責任者とともに市役所を訪問。施設管理に関する打合せを行います。
- 16:00 取引業者との調整 施設管理に関わる外部の取引業者との打合せにも参加します。
- 17:30 退勤 打合せ結果を社内にフィードバックし、翌日のタスクを整理して退勤します。
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