デジタルの力で、建物管理の未来を変えたい
データの連携から活用へ、現場のDXを推進
私が所属するICT・DX室では、業務の効率化や品賢向上を目的に最新のデジタル技術を導入・活用しています。私はその中で、現場で使用する竃子帳票システムの改良と、そこから集まるデータを分析・可視化する包括施設管理システムの構築を担当しています。このシステムによって以前は紙とExcelで行っていた報告書の作成がスマホ一つで完結できるようになり、全国で統一されたフォーマットのデータが集まるようになりました。最近ではそのデータを活用した包括施設管理システムの開発に注力しています。施設ごとの工事進捗や不具合の発生状況など、これまではお客様が自身で抱えていた課題や状況を一元管理し可視化することで「これまでの管理と比べて、『データ』を根拠に一元管理し管理できるようになった」とお客様からも好評いただいています。地道な作業の積み重ねではありますが、現場の働き方を変える大きな改革につながっていると実感できる仕事です。
現場で培った2年間が今の仕事を支えている
入社して最初に配属されたのは仙台のサービスセンター。いわゆる施工管理のような仕事でした。進捗管理や取引先との打ち合わせなど、幅広く業務を遂行していました。振り返れば、あの2年間があったからこそ今の自分があると思います。「現場の働き方をより良くしたい」そんな願いを実現するために、今の部門に異動し全社のDX推進に取り組んでいます。地道な作業の繰り返しですが、少しずつ成果も見えてきました。例えば自治体向けの包括施設百理システム。使い始めは自治体ごとにカスタマイズが必要で仕組み作りにも苦労しましたが、使い続けるうちに現場の方々から「もっとこうしたい」という前向きな提案が増えてきました。現場の声に耳を傾け、一緒により良いシステムを作る。ここにDXの本当の意義があるのかもしれません。今後はDXを担う人材を増やし、もっと大きな変革を起こしたい。そのために、さらに自分自身を磨いていきたいです。
とある1日のスケジュール
- 8:30 出勤・メールチェック 出社後、メールをチェック。各部署からの問い合わせに対応し、一日のタスクを整理します。
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10:00
情報収集・仕事の依頼
他部署や外部の方に、業務に必要な情報収集や作業依頼をします。午後の本格的な作業に備えます。 -
13:00
帳票の作成・改良
i-Reporterの帳票作成や改良作業。現場のニーズに合わせてブラッシュアップを重ねます。 -
15:00
データ分析ツールの構築
MotionBoardの構築作業。現場の課題を可視化し、業務効率化につなげます。 - 16:30 社内システムの効率化検討 社内のシステム改善について、担当者と打ち合わせ。新しい技術の導入なども検討します。
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