南関東サービスセンター 横浜主幹事務所 有田 一馬 2019年中途入社
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誠実さで信頼を築く

安心を支える「裏方」としての誇り

私は、大手介護施設と大手自動車メーカーの施設管理を担当しています。施設管理の仕事は「建物のお医者さん」というとイメージしやすいかもしれません。例えば施設の修繕案件の進捗管理や、見積書の確認、そして自治体への申請書類の作成など多岐に渡ります。これまでの仕事で特に印象的だったのは、ある介護施設で起きた受水槽の故障対応です。受水槽というのは施設全体に供給するシステムなのですが、それが故障すると施設全体で断水してしまいます。わずかな時間でも水が出なくなると、お風呂やトイレが利用できず、入居者さんの健康に与える影響は甚大です。現場に駆け付けると受水槽が破裂した状態で、施設の方々も大変困っている状況でした。すぐに、配管を迂回して施設に直接水を送る応急処置を実施。急な依頼にもかかわらず、協力業者さんもすぐに駆けつけてくれて、迅速に対処することができ、断水の影響を最小限に抑えることができました。あの時スピード感を持って対応できたのは、設備を熟知していたことや、仲間や協力業者さんと日ごろから積み重ねてきた信頼関係のおかげだと思います。「裏方」としてお客様の安心を支えるこの仕事に、建物管理のプロとしての誇りを感じています。

誰もが認める「建物管理のプロ」になりたい

建物管理の仕事で一番大切なことは、何といっても関係者との信頼関係構築にあると思っています。お客様や協力業者さんとの約束を守り、正直なコミュニケーションを心がける。当たり前のことかもしれませんが、それが仕事の基本であり、重要なことだと思っています。それを実践するためには自分自身の成長が欠かせません。日々の業務の中で、建物の設備や構造への理解を深める。適正な見積もりを作成する相場観や知識を蓄える。スキルアップへの努力を惜しまず、より良いサービスを提供する。それらを継続して初めて、信頼を得られるプロになれると思っていますし、こうした努力の積み重ねがあるからこそ、緊急の対応にも自信を持って臨めるのだと思います。私の目標は、誰もが認める「建物管理のプロ」になること。お客様の笑顔のために、今日も誠実に一歩ずつ前進あるのみです。

とある1日のスケジュール

  • 8:30 出勤・メールチェック 出社後、メールをチェック。その日の作業予定を確認し、優先順位を決めます。
  • 9:00 進捗確認
    担当施設の修繕案件の進捗状況を確認。遅延の兆候があれば迅速に対応します。
  • 11:00 見積書の確認 協力業者さんから提出された見積書をチェック。適正価格かどうかを精査します。
  • 13:00 現場立ち会い 大型修繕など重要案件の工事現場に立ち会います。施工の質などを確認。
  • 15:00 自治体との打ち合わせ 自治体の担当者と、法令に基づいた申請や報告に関する打ち合わせを行います。